
マッサージを受けたいけど、もみ返しの痛みが苦手なんだよね。

タイ古式マッサージでも、もみ返しが起こることはあるのかしら。

タイ古式マッサージは、肩こりや腰痛などに対してピンポイントで強い圧をかけるものではなく、全身にアプローチする施術スタイルです。施術内容に強くもみほぐすような工程はほとんどないので、他のマッサージと比べて「もみ返し」が起こりにくいとされています。
タイ古式マッサージはもみ返しが起こりにくい

マッサージ後に施術箇所に痛みを感じたり、施術前よりも体の不調が悪化することを「もみ返し」といいます。
タイ古式マッサージには整体の要素があるため、他のマッサージと同様にもみ返しが起こらないとは言い切れません。
しかし、タイ古式マッサージは血流とリンパの流れを促すようにマッサージするので、施術中に徐々に体温が上がり、筋肉が柔らかくなっていきます。
筋肉が柔らかくなると、強い力を加える必要がありません。そのため、タイ古式マッサージは、他のマッサージと比べて、もみ返しが起こりにくいといえるでしょう。
「もみ返し」と「好転反応」の違い

マッサージ後、体に不調が出るのは、必ずしも悪いことではありません。
「もみ返し」は、施術箇所の筋肉がダメージを受けることによって起こるため、不調が長引くことがあります。
一方で、「好転反応」というのは、体が正常な状態に戻ろうとして起こる反応です。
一時的に眠気やだるさを感じますが、血液やリンパの流れが良くなり、老廃物を排出する過程により起こるものです。
もみ返しの症状 | 好転反応の症状 |
---|---|
・施術箇所の痛み ・施術箇所の内出血 ・肩こり、腰痛の悪化 ・頭痛、吐き気 | ・だるさ ・眠気 ・体のほてり |

体の痛みがなく、2、3日で症状が改善される場合は、好転反応である可能性が高いでしょう。
タイ古式マッサージでもみ返しが起こる原因

もみ返しが起こってしまう原因の多くは、セラピストの経験不足にあります。
一人ひとり体型が違えば、筋肉量や骨格、疲れが溜まっている場所も違います。
セラピストは、力任せにアプローチするのではなく、その人に合った施術をしなければいけません。

力任せの施術を受けると、筋繊維が傷ついて、もみ返しによる痛みが出てきてしまうのです。
タイ古式マッサージ後のもみ返しの対処法

アイシングが効果的
もみ返しは筋繊維のダメージにより炎症を起こしている状態なので、アイシングが有効です。
タイ古式の施術を受けた後にもみ返しになってしまったら、患部をよく冷やしましょう。
ただ、患部を冷やすのが効果的なのは、急性期である48時間以内ですので、それ以降は温めるようにしましょう。
ストレッチは逆効果
体の痛みを感じると、ストレッチをして伸ばしたくなりますが、もみ返しにストレッチは逆効果。
ストレッチをして患部を刺激することで、余計に筋繊維が傷ついてしまうからです。
痛みが治まるまでは、安静に過ごしましょう。
タイ古式マッサージ後のもみ返しを防ぐには

施術中に痛みを感じると、体に余分な力が入り、もみ返しが起こりやすくなります。
痛いときは無理をせず、早めにセラピストに伝えましょう。
圧の強い施術が苦手な人は、事前にセラピストに伝えると、強さを調整してくれますよ。
「もみ返し」が苦手な人にこそ試してほしいタイ古式マッサージ

タイ古式マッサージは、いわゆる「もみほぐし」と混合されやすいものですが、痛みを感じるような施術はほとんどありません。
「強めの圧をかけてほしい」と希望されるお客様もいらっしゃいますが、基本的にはお客様の体の状態や施術中の筋肉の反応を見ながら強さを調整します。
ピンポイントではなく全身へアプローチするため、体のめぐりがよくなり、疲れやコリなど、あらゆる体の悩みが改善されるでしょう。
深いリラックス効果も得られますので、気分転換にもおすすめです。

「もみ返しがあるから、マッサージって苦手」、そう思われている方にこそ、ぜひタイ古式マッサージを体験していただきたいと思います。

「体のめぐりを良くしたい」
「疲れがとれない」
「気分転換したい」
タイ古式マッサージで
\心も体もスッキリしませんか?/
▲※現在移転作業中のため一時休業しています。